タロットカード解説|カップの7|幻想を象徴するカード

【タロットカード解説】カップの7
目次

カップの7は、どのようなカードなのか?

幻想と選択肢を象徴するカード

「カップの7」は、雲の中に浮かぶ7つのカップと、それぞれの中に描かれた象徴的なアイテムが印象的なカードです。
竜や宝石、城、美女、蛇など、多彩なイメージが現れており、夢や希望、欲望、恐れなどの内的な幻想や混乱を象徴します。
選択肢が多く、現実感を失いやすい状況を表すことが多い1枚です。

現実と幻想の境目があいまいに

このカードは、空想に耽る状態や、選択肢の多さに迷ってしまう心理を表すこともあります。
アイデアや夢が多すぎて、何が本当に自分にとって必要なものなのかがわからなくなっている可能性を示唆します。
思考が散漫になりやすく、現実的な判断力を保つことが大切です。

カップの7が正位置で現れた場合

選択肢が多く、迷いやすい状態

正位置のカップの7は、「たくさんの可能性があるが、その中に幻想も含まれている」ことを表します。
アイデアや夢が広がる時期ではありますが、どれもまだ現実化されていない段階。
行動よりも空想に偏りすぎていたり、現実的な視点を見失っていたりする可能性があるため、慎重な見極めが必要です。

誘惑や幻想への注意

また、正位置のこのカードは「誘惑に弱くなる時期」「表面的な魅力に惹かれやすい傾向」も示します。
恋愛では、相手を理想化しすぎたり、実際の関係性よりも想像の中でのストーリーに酔ってしまったりすることも。
目の前の現実を見つめること、地に足をつける意識が必要とされます。

カップの7が逆位置で現れた場合

幻想から目覚め、選択が明確になる

逆位置のカップの7は、「混乱からの脱却」「幻想からの目覚め」を表します。
たくさんの選択肢に迷っていた状態から、ようやく現実的な判断ができるようになる兆し。
何が本当に自分にとって大切なのか、優先順位を整理し、一つの道を選び取る力が戻ってくるときです。

夢から行動へと踏み出すタイミング

逆位置では、「空想を実行に移す時期」や「理想を現実に近づけるための第一歩を踏み出す」といった意味もあります。
これまで頭の中だけで考えていたことを、実際に形にしていく準備が整ってきています。
行動と集中を大切にすれば、豊かな成果につながっていくでしょう。

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【タロットカード解説】カップの7

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